通訳コーディネーターの業務と役割とは？

通訳会社に通訳手配を依頼する際、クライアントと通訳者の間に立って折衝を行うのが通訳コーディネーターです。クライアントの条件に合った通訳者を探して選定し、事前資料の共有から通訳終了後のフォローまでを行うことで、通訳がスムーズに遂行されるようにサポートをしています。

この記事では、通訳コーディネーターの業務内容とその役割について紹介します。

通訳コーディネーターの業務内容

通訳コーディネーターは、クライアントと通訳者の間に立って様々な調整を行います。

通訳者の選定

クライアントが求めている内容にマッチする通訳者を選定することで、案件の成功を担っています。通訳会社には数多くの通訳者が登録されており、そのなかから日時や案件内容などの条件に合った通訳者に連絡をとり、スケジュールの確保を行います。

事前準備の連絡

資料の共有やクライアントからの要望を伝えて通訳者が事前に十分な準備ができるようにサポートすることも重要です。通訳内容に関する資料を通訳者へ共有したり、その会社の製品やサービス内容についての情報共有を行ったりと、通訳者が通訳当日までに行う準備の手助けを行います。

通訳実施後のフォロー

通訳が終わったあと、通訳者の能力向上と次回の通訳品質向上のためのフォローを行います。

クライアントからフィードバックをいただいた場合は通訳者へ共有し、通訳技術の向上に役立ててもらいます。また、クライアントへのヒアリングも行い、通訳者が問題なく通訳を遂行することができたか確認します。

マイクやスピーカーの設営方法や通訳機材などに改善が必要と判断した場合には、営業担当を通じてクライアントへ共有することで、次回の通訳品質向上に繋げます。

通訳コーディネーターの役割

実施前の準備から終了後のフォローまで、クライアントと通訳者をつなぐ役割を果たしています。

通訳者との連絡窓口

クライアントから直接通訳者に連絡してもらうのではなく、通訳コーディネーターを経由して連絡することにより、案件全体の把握を行っています。クライアントからの通訳に関する要望を通訳者へ伝えたり、通訳者からの質問をクライアントに伝えたりと、案件に関するやり取りは全て通訳コーディネーターが行います。

通訳実施のサポート

通訳が問題なく実施されるようにサポートを行うことも通訳コーディネーターの役割です。通訳が行われる会場の環境確認やZoom・Teamsなどのオンライン設定のサポートなどを行います。通訳コーディネーターは通訳者手配だけではなく、会場設備の確認や通訳機材の手配なども行いますので、通訳の成功には欠かせない役割です。

まとめ

この記事では通訳コーディネーターについて、以下の内容を解説しました。

• 通訳コーディネーターの業務内容
• 通訳コーディネーターの役割

通訳コーディネーターはクライアントと通訳者の架け橋として、通訳の成功に尽力します。

『インターグループ』では、初めて通訳会社へ依頼する方へのサポートも手厚く行っております。

通訳に関する疑問や不安に思われる点は事前にご相談いただくことで、ベストソリューションを提供いたします。

詳しくはこちらまでお気軽にご相談ください。

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